5分で出来る、モグラ対策!ペットボトル風車の作り方

暮らし

田んぼや畑の凸凹。見栄えも悪いし、せっかく植えた作物が荒らされているなど、モグラによる被害は農家にとって悩みの種です…。

そんな憎い生物ですが、モグラには絶滅危惧種も多く、簡単に駆除というわけにはいきません。そこでモグラを傷つけずに速やかに田畑から出て行ってもらうための対策を取りましょう。

モグラの習性

モグラは地下に土を掘って暮らしているため視覚が発達しておらず、代わりに聴覚が鋭く音や振動に敏感です。

そこで風車を回した振動や音を地中に伝えることで、モグラを追い払いましょう。

用意するもの

  • 500mlのお茶のペットボトル(またはポカリスエットのペットボトル)
  • 針金のハンガー(クリーニングのとか、100均でも売ってます)
  • カッターナイフ
  • 電動ドリルドライバーやキリ(フタや底の部分に穴をあける)
  • ペンチ

ポイント…ペットボトルは六角形以上のタイプで柔らかい(ペコペコ)の物の方が回りやすいです。

六角形から円柱形に変わるミゾの部分で切りはなします

カッターを溝の部分に沿って動かし、底部を切り取ります。多少歪んでも大丈夫です。

六角形の隣り合う箇所に縦に切れ目を入れます

ハネの部分になります。カッターで、縦の線が始まる所から下端まで一気に切れ目を入れます。六角形なので6箇所同様に切れ目を入れます。多少曲がっても問題ありません。

ハネ部分を折り曲げます

切れ目を入れた部分がペットボトルに対して垂直になるように、ハネを全て折り曲げます。

キャップと底部に穴を開けます

最初に切り取った底部分とキャップ部分の中央にハンガーを通すための穴を開けます。穴あけ位置は目測で構いません。 使用する針金ハンガーがスムーズに通るサイズの穴を開けてください。

ポイント…穴の回りにバリが残っていると風車の回りが悪くなるのでバリはしっかり除去しましょう。

針金ハンガーを切ります

ペンチで必要な長さを切り、ある程度まっすぐになるように伸ばします。

カットした針金ハンガーを通します

キャップ側から底部へと針金ハンガーを通し、抜け防止のためにペンチで底部側の先端を曲げます。

キャップ側のハンガーを曲げて完成

底部をハネ側にはめ込んだ後、針金の端を曲げたところまでボトルを下げ、キャップから5mmほど離した場所で針金を直角になるように曲げて完成です。

ポイント…風車がきちんと回るか、扇風機にあてて試しましょう。

いざ、畑に設置しましょう

出来上がった風車は、畑に鉄パイプなどを打ち付けたあと針金部分を差し込んでおきます。風が吹いたら風車の回転の振動やパイプに針金がカタカタとあたる音などで、モグラを撃退です。そのままの透明な風車だと回り具合が分かりにくいので、ハネの一部にマジックで色を付けたり、部分的にカラーテープを貼るなどするのも、回転の様子が分かりやすくなるのでおもしろいですね。

ポイント…ポカリスエットの1.5Lのペットボトルで、同様の手順で風車を作ると回転時の振動も大きくなるのでより効果的です。

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